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3日(月)は、彦根と宮崎で「ススキの開花」が観測されました。彦根は、観測史上最も遅い記録で、宮崎は平年より5日遅い開花となりました。

彦根と宮崎で ススキが開花

10月に入り、朝晩の涼しさに、秋を実感できるようになってきました。

そんな中、3日(月)は、彦根と宮崎から「ススキ開花」の便りが届きました。彦根は平年より29日遅く、昨年より30日遅く、観測史上最も遅い記録です。宮崎では、平年より5日遅く、昨年より6日遅い開花となりました。

ススキの開花とは

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気象庁では、全国の気象官署で、統一した基準により、ウメ・サクラの開花した日、カエデ・イチョウが紅(黄)葉した日などの、植物季節観測を行っています。

ススキの花は、茎の先端に房状になって咲きます。気象台では、ススキの開花日を「葉鞘(ようしょう)から抜き出た穂の数が、穂が出ると予想される全体の20%に達したと推定される最初の日」と定めています。

そして晩秋になると、この花が綿毛のついた種子に変わり、白くてふわふわしたススキになります。