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9月最終週から10月1週目にかけては、天気は短い周期で変化するでしょう。気温は平年より高い日が多く、昼間の気温が30℃に迫る所もある予想です。天気と気温の変化に注意が必要です。

1週目(9月25日~10月1日)天気は短い周期で変化

1週目の9月25日~10月1日は、天気は短い周期で変化しそうです。これは秋の天気の特徴でもある移動性高気圧と気圧の谷が交互に日本付近を通過するためです。

特に27日と10月1日は、広い範囲で雨が降るでしょう。気圧の谷が通過するときには、大気の状態が不安定になるため、雷雨や短い時間で大雨になることもありそうです。最新の情報を確認するとともに、大雨に対する備えをしておきましょう。

最高気温は、平年並みか高く、26日は名古屋で30℃、東京と大阪は29℃と残暑が厳しい予想です。また、気圧の谷が通過した後は一時的に寒気が流れ込むため、前日より気温がガクッと下がることもあるでしょう。日ごとの気温の変化には注意が必要です。

2週目(2日~7日):西から雨の範囲広がる

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2週目の10月2日~7日は、10月1日からの雨が、東京や名古屋、大阪では残りそうです。その後は、南からの湿った空気や気圧の谷の影響を受けて、西から天気が崩れるでしょう。福岡や大阪、名古屋では雨が降り、局地的に雨脚の強まることもありそうです。東京や仙台は晴れる日が多くなりますが、札幌は6日から雨が降るでしょう。

気温の高い傾向も続きそうです。札幌は最高気温が25℃前後と平年(19℃前後)より5℃以上高い日が続くでしょう。仙台や大阪、福岡も最高気温は30℃に迫る日がありそうです。10月は衣替えの時期ですが、昼間はまだまだ半袖が活躍する日があるでしょう。ただ、朝晩は肌寒くなりますので、脱ぎ着しやすい服装を選ぶなど、体調管理に注意してください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。