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台風15号や前線の影響で、静岡県を中心に東海や関東で大雨となりました。大雨のピークは過ぎても、引き続き土砂災害などに十分に警戒してください。

静岡の大雨のピーク過ぎる

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台風15号や前線の影響で静岡県を中心に東海や関東で大雨となりました。
午前6時までの12時間降水量は、静岡県静岡市で404.0ミリ、静岡県静岡市鍵穴で372.0ミリを観測し、共に観測史上1位の値を更新しました。

このあと雨雲は東へ移動する見込みです。いま静岡県で雨が降っている所も、昼前までには止むところが多くなるでしょう。
関東地方は、夕方ごろまでは東部や南部を中心に雨の残る所がありそうです。

引き続き土砂災害の警戒を

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雨はピークは過ぎたものの、地面には大量の水分が含まれています。
午前6時時点の土砂災害危険度分布をみると、関東地方や東海地方では、静岡県や千葉県の一部では「危険」、そのほかの地域も「警戒」「注意」となっている所があります。

雨が止んだあとでも土砂災害などの災害の危険度が高い状況が続きますので、油断しないようにしてください。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。