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きょう21日午前3時、熱帯低気圧が日本の南の海上で発生しました。今後、週末にかけて北上し、紀伊半島を中心に大雨になる恐れがあります。

新たに熱帯低気圧が発生

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きょう21日午前3時、日本の南の海上で新たに熱帯低気圧が発生しました。

衛星画像をみても、小笠原諸島付近で、雲がまとまってきていることがわかります。今後、週末にかけて、南の海上を北上する見込みです。

台風まで発達するかはまだ不明ですが、熱帯低気圧のままでも熱帯の暖かく湿った空気を運び、大雨になる恐れがあります。今度の動向に注意が必要です。

熱帯低気圧の動向に注意を

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図の「熱帯低気圧 進路予測」は、世界の気象機関の計算をもとにした進路予想です。
複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからです。この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。

この予想進路を見ると、熱帯低気圧として急速に発達することはない見込みですが、北上して、紀伊半島に進むものが多くなっています。

予想される経路をたどれば、週末にかけて紀伊半島を中心に大雨になる恐れがあります。最新の情報を確認して、早めの備えをしてください。