メイン画像
メイン画像

きょう19日(月)、大型の台風14号は次第に九州から遠ざかる見込みですが、吹き返しの暴風が吹くでしょう。また、宮崎県美郷町南郷では、15日(木)降り始めからの総雨量が1000ミリ近くに達するなど、九州の太平洋側を中心に記録的な大雨になっています。暴風、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を続けてください。

吹き返しの暴風に厳重警戒

画像A
画像A

大型の台風14号は、きょう19日(月)午後2時には島根県浜田市付近を時速30キロで北東へ進んでいるとみられます。今後、台風14号は中国地方を速度を速めながら北東へ進み、次第に九州から遠ざかる見込みです。
ただ、九州北部の福岡県や大分県などが風速25メートル以上の暴風域にまだ入っており、吹き返しの暴風に厳重な警戒が必要です。きょう19日(月)は瞬間的に風速40メートルを超える看板が飛散するような風が吹く恐れがあります。不要不急の外出は控えてください。

大雨のピーク過ぎても厳重警戒続く

画像B
画像B

九州の太平洋側を中心に、平年9月1か月分の雨量を大きく超える記録的な大雨になっています。宮崎県美郷町南郷では、15日(木)降り始めからの総雨量が1000ミリ近くに達し、大分県でも佐伯市宇目で500ミリを超えています。
これまでに降った雨で地盤が緩んでいます。大雨のピークは過ぎても遅れて土砂災害が発生することがあります。引き続き厳重な警戒をしてください。

身の安全確保を

画像C
画像C

より安全な所へ避難することが大切です。しかし、すでに周囲が浸水しているなど、どうしても避難場所への移動が困難な場合は、家の中の斜面から離れた部屋や、2階以上の部屋へ移動するのも選択肢の一つです。
万が一、土砂災害が発生した場合は、土砂の流れる方向に対して直角に、できるだけ高い所へ避難することが、命を守ることにつながります。