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大型で非常に強い台風14号は、あす19日(月)にかけて、奄美地方と九州にかなり接近し、九州に上陸するおそれがあります。その後、20日(火)にかけて本州付近を北東へ進む見込みです。連休明けも、台風がもたらす大雨や暴風によって、西日本や東日本の広い範囲で、道路への気象リスクが高くなる可能性があります。最新の気象情報や交通情報をご確認ください。

台風14号 予想進路

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大型で非常に強い台風14号は、きょう18日(日)昼過ぎから九州南部に最も接近し、九州へ上陸するおそれがあります。その後、次第に進路を東よりに変えて、20日(火)にかけて本州付近を北東へ進む見込みです。

台風14号がもたらす大雨や暴風によって、西日本や東日本の広い範囲で,、高速道路などに影響が出る可能性があります。

道路影響予測

九州南部や九州北部は、20日(火)にかけて、リスクが「大」の状態が続くでしょう。

中国地方や四国も次第にリスクが高くなり、あす19日(月)昼前からリスクが「大」になる予想です。

関東甲信ではあす19日(月)の夜以降、近畿や北陸も20日(火)にはリスクが「大」になる見込みで、東海でも、だんだんとリスクが高くなるでしょう。

この道路影響予測は、気象予測に基づく影響予測です。実際の規制状況は、道路管理者などの発表を、ご確認ください。また、最新の気象情報は、随時、更新していきます。

ハンドルがとられるほどの暴風も

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九州では屋久島や種子島など、台風の暴風域に入っている地域がありますが、これから九州や四国など、西日本を中心に猛烈な風の吹く所が多くなりそうです。

強風時に車を運転すると、ハンドルを取られる危険性があります。特に「山間部の谷間」「山の切り通し」のような狭い所を風が通過するときは、地形の効果で風が強まりやすいです。また、「橋の上」「海岸沿い」まわりに遮るものがないので、横風が強まります。さらに、「トンネルの出入り口」トンネル内は横風の影響はほとんどありませんが、トンネルを出ると、急に横風を受ける可能性があります。

暴風の中では、運転を控えるか、しっかりハンドルを握って運転してください。万が一横風を受けた場合でも、慌ててハンドルを切らないようにしましょう。

また、短い時間に非常に激しい雨が降ると、道路が川のようになって冠水したり、高速道路では車輪と路面の間に水膜ができてブレーキが効きにくくなることがあります。通行止めの道路が出る可能性もありますので、お出かけの際は、予定を見直したり、迂回や違うルートを検討したりするなど、無理のないようになさってください。