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今日(16日)正午現在、大型で非常に強い台風14号は日本の南を西北西に進んでいます。この後、北よりに進路を変えて、日本列島を縦断する恐れがあります。台風の北海道への影響や気温の変動について解説します。

大雨や大荒れの天気、日々の気温差に注意

明日(17日)は気圧の谷の影響で、雲に覆われて道東方面などで雨が降る見込みです。一時的に雨脚の強まることがありますが、大雨ではないでしょう。

明後日(18日)は、台風の北側の前線が北海道付近へ北上するでしょう。午後を中心にほぼ全道的に雨が降り、降り方の強まることがありそうです。また、南から湿った空気が流れ込み、気温が上昇するため、湿度が高く、蒸し暑くなる見込みです。

3連休最終日(19日)から21日頃にかけては、ほぼ全道で雨が降るでしょう。前線の活動状況や台風の進路などによっては、大雨や大荒れの天気となる恐れがあります。なお、台風が北海道に近づく20日から21日頃は、進路の予報円が大きくなっています。台風のとるコースだけでなく、速度についてもまだはっきりしない所があるため、予報が変わったり、雨や風のピークが前後する可能性があります。連休は最も新しい予報や気象情報を確認して、行動するようにして下さい。
なお、台風の通過後は上空に寒気が流れ込み、蒸し暑さから一転して、寒い位となるでしょう。