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日本の南に発生している熱帯低気圧は、あす14日(水)にかけて、台風14号に発達する見込みです。17日(土)から19日(月)「敬老の日」にかけての3連休、西日本を直撃する恐れがあり、警戒が必要です。

日本の南に3つのまとまった雲 トリプル台風発生へ

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「熱帯低気圧進路予測」は、世界の気象機関の計算をもとにした進路予想です。
複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからです。この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。

きょう13日(火)、石垣島の北に「台風12号」、ウェーク島近海に「台風13号」、そして2つの台風の間には台風のたまご「熱帯低気圧」があります。この熱帯低気圧は、あす14日(水)にかけて台風に発達する見込みです。台風になれば「台風14号」となります。

今後、台風に発達するとみられる熱帯低気圧の進路予測を見てみると、この先、熱帯低気圧は日本の南をゆっくりと西寄りに進み、週末にかけて次第に北上する見込みです。沖縄に近づいた後、九州や四国など、西日本に近づく経路を予想するものが多くなっています。

予測される経路をたどれば、17日(土)からの3連休は、沖縄、九州など西日本を直撃し、大雨や暴風など大荒れの天気をもたらす恐れがあります。
最新の情報を確認して、早めに備えを行ってください。
外出の予定のある方は無理のない行動をとるようにしてください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。