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日本の南の海上には新たに台風になると予想されている熱帯低気圧があり、今週末から来週初めは西日本に接近し、中国地方は大荒れの天気となる恐れがあります。

熱帯低気圧 台風へと勢力強め 週末から西日本に影響

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南の海上には13日現在台風12号、13号があり、さらに台風になると予想されている熱帯低気圧があります。
この熱帯低気圧は日本の南の海面水温の高いエリアでエネルギーを補給し台風へと勢力を強める見込みです。今後、勢力を強めながら太平洋高気圧の縁に沿ってゆっくりと北西へ進み、18日(日)には予報範囲は広いものの西日本の南岸から南西諸島へ接近する可能性があります。その後、日本海へ進んでくる気圧の谷の影響で進路を東寄りに変えて、来週初めにかけて中国地方へ接近する恐れがあります。

来週はじめは 台風や前線の影響で大荒れの天気に

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中国地方の週間天気を見ると、17日(土)から台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、来週初めは台風や前線の影響で雨や風が強まり、大荒れの天気となる恐れがあります。

中国地方に災害をもたらした台風18号(2004年)

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これは、2004年の9月に中国地方に暴風や高潮、大雨による災害をもたらした台風18号の経路図です。
広島市では最大瞬間風速60.2メートルを観測しました。暴風や高潮による被害をもたらし、中国地方西部を中心に大雨となりました。
今回の熱帯低気圧も似たような進路をとる恐れがあるため、今後も最新の台風情報を確認し、台風への備えを万全にしておいてください。