沖縄は台風12号の影響で、14日(水)にかけて大荒れの天気になりそう。九州から北海道も秋晴れは長く続かず、シルバーウィーク前半も雲の多い天気に。
前半:12日(月)～18日(日) 台風12号 沖縄に接近
沖縄は台風12号の影響で、14日(水)にかけて大荒れの天気となるでしょう。あす12日(月)は、台風12号が非常に強い勢力を維持したまま、先島諸島にかなり接近する予想です。猛烈な風や猛烈なしけとなり、大雨となるでしょう。那覇は台風本体の雨雲がかからなくても、暴風となるおそれがあります。また低気圧が近づく16日(金)からは曇りや雨となるでしょう。
一方、北日本は高気圧の通り道となり、本州付近は緩やかに高気圧に覆われる見込みです。ただ、高気圧のフチを回る湿った空気や南の海上の低気圧の影響もあり、太平洋側ほど雲の多い天気が続くでしょう。シルバーウィーク前半は、すっきりした秋晴れの所は少なくなりそうです。
蒸し暑い日が増えて、日差しが出ると東海から西では、最高気温35℃以上の猛暑日になる所がありそうです。レジャーを楽しむ際も、熱中症対策を心がけてください。
後半:19日(月)～24日(土) 秋雨シーズン
19日(月:敬老の日)以降は、雨の降る日が多いでしょう。20日(火)は低気圧が近づくため雨の範囲が広がり、21日(水)にかけて雨や風が強まるおそれがあります。シルバーウィーク後半は、晴れ間が出ても変わりやすい天気になるでしょう。まだ予報には幅がありますので、こまめに確認してください。
全国的に、この時期としては気温が高い傾向です。関東から西では、夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜になる日もあるでしょう。日中は残暑が続き、本格的な秋の訪れは、まだ先になりそうです。
ジェーン・スー
北原みのり
田村耕太郎
