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東海地方は、きょう9日15時20分現在、山地を中心にあちらこちらで雨雲が発達しています。あす10日にかけて、上空には寒気が流れ込み、雨雲が発達しやすい状況が続くため、局地的な大雨に注意・警戒して下さい。11日(日)になると、大気が安定してきて、にわか雨の範囲も狭くなりそうです。

土日の天気は!? あす10日は「中秋の名月」

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あすも、多少晴れ間も出ますが、湿った空気の影響で、雲が多いでしょう。上空の寒気の影響もあり、午後になると、大気の状態が不安定となる見込みです。きょうと同じように、岐阜県や静岡県の内陸部を中心に発雷確率が高くなる予想で、あちらこちらで雨雲が発達し、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。
名古屋市内では、一日雲が多いですが、青空が見える時間もありそうです。雨雲が発達しやすいのは内陸部が中心ですが、平野部でも「昼間なのに真っ黒い雲が近づく」、「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」、「急に冷たい風が吹く」などの空模様の変化には気をつけて下さい。
また、あすは「中秋の名月」で、今年は満月と同じ日です。あすの夜は、静岡県や三重県の沿岸の地域では晴れて、お月見ができるでしょう。

11日(日)は大気が安定してくる

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一方、11日になると、高気圧に覆われて、大気は安定してくるため、にわか雨の範囲は狭くなりそうです。朝晩は湿った空気の影響で、雲が多くなりますが、日中は、あすよりも晴れ間の広がる所が多くなるでしょう。曇りマークの地域も、日中は晴れ間が期待できそうです。土日ともに、日差しが出れば、ムシムシと厳しい残暑となるでしょう。

週間天気

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12日(月)も、高気圧に覆われるため、日中は広く晴れ間が出る見込みです。その後は、湿った空気や秋雨前線の影響で、雨が降ることもありそうです。晴れ間を有効にお使い下さい。
なお、台風12号は、きょう9日12時現在、フィリピンの東にあって北西へゆっくり進んでいます。この後も北上を続け、土日は沖縄の南を北西に進み、13日(火)には、先島諸島近海へ進む見込みです。東海地方への直接的な影響はないでしょう。

ただ、新たな熱帯低気圧(台風のたまご)が発生する予想が見られます。この予報期間後の、17日(土)から始まるシルバーウィーク前半は、今後の熱帯低気圧の動向に注意が必要ですし、直接的な影響はなくても、暖かく湿った空気が流れ込んで、雨が強まるなどの影響が出てくる可能性があります。