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台風12号は11日(日)から14日(水)頃にかけて沖縄地方に接近する予想。台風の動きが遅くなるため、石垣島や宮古島など先島諸島では長い時間、台風の影響を受ける可能性があります。

台風の進路

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9日(金)6時現在、台風12号はフィリピンの東をゆっくりした速さで北西へ進んでいます。

台風12号は、このあとも発達しながら北西へ進み、11日(日)から14日(水)頃にかけて「強い」勢力で暴風域を伴って、沖縄地方に接近するでしょう。

12日(月)頃から台風の動きがより遅くなるため、先島諸島では長い時間、台風の影響を受ける可能性があります。

先島諸島を中心に荒天のおそれ

台風の影響はまず波からです。沖縄地方の沿岸の海域では10日(土)からうねりを伴い次第に波が高くなり、先島諸島はしけるでしょう。海のレジャーなどは警戒が必要です。11日(日)から14日(水)頃にかけて、大しけや猛烈にしけるおそれもあります。

11日(日)からは、台風の接近で先島諸島では非常に強い風が吹くでしょう。台風の進路によっては、12日(月)から14日(水)頃にかけては先島諸島では暴風となり、沖縄本島地方でも非常に強い風が吹くおそれがあります。また、先島諸島では11日(日)から警報級の大雨となるおそれもあり、警戒が必要です。

最新の台風情報に注意し、早めの台風対策をなさってください。

台風が近づく前の対策

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台風の暴風が怖いのは、いざ暴風になると、身動きが取れなくなるということです。そこで、事前に3つの点について、確認したり、備えたりしておく必要があります。

1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。

2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。

3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。