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きょう8日(木)9時、フィリピンの東で、台風12号が発生しました。今後は、発達しながら北よりに進み、11日(日)から12日(月)にかけて沖縄地方に接近するおそれがあります。

沖縄は10日(土)から風と波が強まる見込み

台風12号は、きょう8日(木)午後3時には、フィリピンの東にあり、時速20キロの速さで西に進んでいます。台風は今後、発達しながら比較的ゆっくりした速さで北寄りへ進み、沖縄地方に近づく見込みです。

沖縄地方は、10日(土)から次第に風が強まる見込みです。台風の進路によっては、先島諸島や本島地方が早ければ11日(日)ごろから暴風となるおそれがあります。

沖縄に近づくころには動きがさらに遅くなり、台風の影響が長引く可能性があります。今のうちに、台風への備えを改めて確認し、接近する場合の対策を考えておきましょう。

週間天気 あすの晴れ間を有効に利用し台風への備えを

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あす9日(金)は、晴れる所が多いですが、宮古島や久米島ではにわか雨がある見込みです。

10日(土)は晴れ間も出ますが、早ければ昼過ぎには台風周辺の雨雲がかかりそうです。また、風も次第に強まるでしょう。

沖縄は、先島諸島を中心に、11日(日)から13日(火)にかけて、台風12号の影響で雨が降り、風も強まるおそれがあります。最新の情報を確認するようにしましょう。

台風が近づく前から対策 高波や高潮への備えを

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台風から離れているときも、海上や沿岸部では注意が必要です。台風による高波や高潮のおそれがあります。

沿岸の海域では、10日(土)からうねりを伴い次第に波が高くなり、しけてくるでしょう。台風の進路によっては11日(日)から12日(月)にかけて、警報級の高波や高潮となるおそれがあります。また、台風の動きが沖縄付近でさらに遅くなる可能性もあり、長い時間にわたって暴風や大しけのおそれがあります。

台風が近づく前の、沿岸部での備えとして
■高波や高潮のおそれがあるときは、海岸周辺には近づかない、海に入らない
■大潮の時期や満潮時刻を確認する

台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなるおそれがあります。沖縄は、9日(金)から12日(月)が大潮の時期にあたります。

予報円が大きく、まだ台風の進路は定まっていません。今後の情報に十分ご注意ください。