メイン画像
メイン画像

向こう1か月は、暖かい空気が流れ込みやすいため、特に、期間の前半は気温がかなり高くなる見込みです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(9月10日~16日) 秋晴れも、気温は真夏並み

今日(8日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。この期間の道内は、移動性の高気圧に覆われて、大陸からは乾いた空気が流れ込みやすい見込みです。そのため、晴れて日中は湿度が低く、カラッとした陽気となる日が多くなるでしょう。また、暖かい空気にも覆われやすいため、気温は平年より高く経過する見込みです。道内では14日頃からの5日間はかなりの高温になると予想されており、高温に関する早期天候情報が発表されています。内陸では30度近くまで気温の上がる日があり、残暑は9月の中頃まではありそうです。

2週目(9月17日~23日) 高めの気温は続く 真夏日は?

天気は数日の周期で変わるでしょう。道内で、9月の後半に真夏日が観測された回数は、アメダスの整備された1976年以降で11回程度となっています。過去最も遅い道内の真夏日は9月21日で、オホーツク海側の北見市常呂で2007年に32.5度が観測されています。2013年以降、9月後半に真夏日は観測されていませんが、今年の9月の後半は平年より高い気温の予想のため、季節外れの暑さには注意をしてください。

3~4週目(9月24日~10月7日) 初冠雪の季節だが気温は?

引き続き、天気は数日の短い周期で変わるでしょう。初冠雪の平年日は、北海道の旭岳で9月25日、利尻山は10月3日となっています。気温は平年より高い状態が続く見込みですが、台風の通過後、急激に上空の寒気が強まり、山沿いで雪になることがこの時期の道内ではたびたびあります。この期間も、道内では暖かい空気に覆われやすいですが、急激な温度変化には注意をしてください。