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台風11号は大型で、広い範囲で強風が吹いています。強風は沿岸の地域や岬に限らず、瀬戸内などでも吹いています。北海道では、あす7日にかけて強風に注意が必要です。

大型の台風11号 暴風・強風は広範囲に

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きょう6日、台風11号は、山陰沖を北東へ進んでいます。台風11号は強い勢力で、強風域の半径が500キロ以上800キロ未満の大型の台風です。

台風11号が接近した九州北部地方では、明け方に特に風が強まりました。最大瞬間風速は、長崎県対馬市厳原で44.7メートルを観測しました。そのほか、福岡市33.2メートル、佐賀市29.4メートル、山口市27.9メートルを観測しました。

今回の台風11号は「大型」で、台風から離れた地域でも強風が吹いています。そればかりか、強風による倒木などの被害は、沿岸の地域や岬に限らず出ています。
最大瞬間風速は、朝から昼前に、徳島市25.7メートル、高知県室戸岬22.6メートル、瀬戸内の広島市でも22.1メートル、関西空港で20.1メートルを観測しました。

さらに、台風の強風域に限らず、広い範囲で風が強まっています。千島近海に中心を持つ高気圧の勢力が強く日本付近は等圧線の間隔が狭くなっているためです。
最大瞬間風速は、昼前に、秋田市で18.5メートル、札幌市17.1メートルを観測しました。

広い範囲で強風に警戒・注意 北海道ではあす7日にかけて注意

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台風から離れている地域でも、強風に警戒、注意が必要です。
北海道では、台風や台風から変わる温帯低気圧の影響で、あす7日にかけて、最大瞬間風速30メートルから35メートルの非常に強い風が吹く所があるでしょう。このような風が吹くと、強風により看板が落下、飛散するなど、危険があります。十分注意が必要です。