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台風11号は遠ざかりますが、日本の南では台風のたまごが発生しやすい状態です。今週末以降の天気に影響がでることも考えられ、その動向に注意が必要です。

前半:7日(水)~13日(火)

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7日(水)、台風11号から変わる低気圧は北海道の北へ離れますが、北海道では風と波の影響が続きます。日本海側と太平洋側西部を中心に暴風やうねりを伴った高波に警戒が必要です。また、本州では台風(または台風から変わる低気圧)が離れても「スッキリ天気回復」とはいきません。本州の太平洋側を中心に湿った空気が流れ込みやすく、9日(金)にかけて雨の降る所があるでしょう。

なお、日本の南の海面水温は高く、この先も台風のたまごである熱帯低気圧が次々と発生する可能性があります。9日(金)から10日(土)頃には、熱帯低気圧が関東の南まで北上する予想となっています。その後の動きはまだはっきりしませんが、11日(日)頃から週明けにかけても、その熱帯低気圧の動向によって予報が大きく変わりそうです。このあとも最新の天気予報をこまめに確認するとよいでしょう。

後半:14日(水)~19日(月)

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来週中ごろからは気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、すっきり秋晴れとなる日は少ないでしょう。特に15日(木)と16日(金)は、北海道から近畿にかけての広い範囲で雨が降りそうです。来週末も所々で雨が予想されていますが、19日(月)の敬老の日は天気が回復傾向ですので、全国的にシルバーウイークの行楽を楽しめる可能性があります。なお、東北南部から九州では、晴れる日には最高気温が30℃前後まで上がりますので、まだしばらくは暑さ対策が必要になりそうです。