6日の天気　台風11号接近中　西日本は暴風や大雨、高潮に警戒　北海道も風強まる

きょう6日、台風11号が接近している西日本では暴風や大雨、高波、高潮に警戒を。特に、九州北部地方の島しょ部では午前中は猛烈な風が吹くおそれがあります。北海道では夕方から急速に風が強まるでしょう。

台風11号　対馬海峡を通過　日本海へ

きょう6日4時、大型で強い台風11号は、対馬市の西約100キロを1時間におよそ45キロの速さで北北東へ進んでいます。

台風11号はこのあとは速度をあげて、日本海を北北東へ進むでしょう。夜には日本海北部で温帯低気圧に変わる予想です。

暴風・大雨・高波・高潮に警戒

きょう6日4時現在、長崎県と福岡県の一部が暴風域に入っています。また、九州や中国、四国には台風本体や台風周辺の発達した雨雲がかかっています。

九州や中国、四国では非常に強い風が吹くでしょう。特に、長崎県の対馬では、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりするおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。また、九州や中国、四国では非常に激しい雨が降り、大雨となる所もあるでしょう。九州北部地方では、きょう6日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒が必要です。台風の接近で、高潮の発生するおそれもあります。海岸や河口付近の低地の浸水や冠水に厳重に警戒してください。

近畿は昼頃から、東海や北陸も夜は雨が降り、雷を伴って非常に激しい雨の降る所があるでしょう。風も強まり、横殴りの雨になる所もありそうです。

関東は日中は晴れ間がでますが、朝晩は雨の降る所があるでしょう。東北は太平洋側を中心に雲が多く、雨の降る所がありそうです。

北海道は晴れ間がでますが、雨の降る所があるでしょう。きょう6日夕方からあす7日にかけて日本海側や太平洋側西部を中心に風が急速に強まり、波も急速に高まって、うねりを伴い大しけとなる見込みです。暴風や高波に警戒が必要です。