メイン画像
メイン画像

西日本や東日本では今日(3日)も局地的に雨雲が発達して、ゲリラ豪雨となっている所があります。台風11号は離れているものの、湿った空気が流れ込んでいるため、今夜にかけても局地的に非常に激しい雨が降り、道路が冠水するおそれがあります。

三重で猛烈な雨 高知で滝のような雨

画像A
画像A

西日本や東日本は連日のように、あちらこちらで雨雲が急発達しています。きょう3日も、本州付近には台風11号周辺の湿った空気が流れ込み、局地的にゲリラ豪雨となっています。三重県志摩市では1時間に82.5ミリと、息苦しくなるほどの猛烈な雨が降りました。また、高知県土佐清水市では1時間に71.0ミリの非常に激しい雨を観測。そのほか、雷雲が発達して土砂降りの雨となっている所もあり、西日本や東日本では所々、大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されています。

今夜にかけてもゲリラ豪雨あり 道路の冠水など注意

画像B
画像B

台風11号は離れているものの、湿った空気が流れ込んでいるため、しばらくは大気の不安定な状態が続きます。今夜にかけても急な非常に激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。