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非常に強い台風11号は正午現在、石垣島の南南東約320キロにあり、北北西にゆっくりと進んでいます。このあとも北よりの進路をとる見込みで、7日には日本海に進み、予報円の東側を通ると、北海道に接近上陸する可能性も否定できません。北海道への影響を解説します。

週末は台風の備えを

明日(3日)、明後日(4日)は晴れる所が多いですが、5日は湿った空気が流れ込み、雲が広がりやすいでしょう。6日と7日は雨の降る所が多くなり、台風の勢力次第では7日頃は暴風の吹く恐れがあります。7日頃は海は大しけとなる可能性もあるでしょう。また、台風の進路次第では、雨の量が多くなる恐れもあります。

週末は屋外での外出などによい日よりとなりますが、週明けに予想される台風対策も忘れずに行って下さい。風で飛ばされやすいものを屋内にしまったり、避難場所や経路の確認などを行うとよいでしょう。

台風がもたらす暑さにも注意

また、台風からの暖かい気流が流れ込む影響などで、6日以降は気温が平年より高く、特に6日、7日頃は平年よりかなり高くなる可能性があります。最高気温は内陸などで30度に達する所がある見込みです。熱中症や食品の管理などにも注意が必要です。また、強い風の影響による火災などにも注意して下さい。