メイン画像
メイン画像

台風11号は、来週6日(火)頃に強い勢力で九州北部へ接近するおそれがあります。早め台風への備えを進めておきましょう。

台風11号 強風域広がる

画像A
画像A

きょう2日午前9時現在、非常に強い台風11号は石垣島の南南東の海上にあって、ほとんど停滞しています。別の熱帯低気圧を取り込んで、風速15メートル以上の強風域の直径が約900キロと大きくなっています。また現在、台風の中心から南側を中心に発達した雲が広がっています。

台風11号はこの後、次第に進路を北へ変えて、3日(土)夜に先島諸島付近を通過するでしょう。5日(月)は非常に強い勢力を保ったまま、東シナ海の大陸寄りを北上し、6日(火)頃に強い勢力で対馬海峡付近を通過する見込みです。

現段階では、6日(火)頃に九州に最も接近するおそれがあります。強風域が広いため、九州は広い範囲で風が強まり、特に九州北部は暴風のおそれがあります。

台風 九州の西回りコース

台風が東シナ海から対馬海峡へと九州の西回りのコースを進むと、台風の風と進行方向の流れが重なり、より風が強まりやすくなります。
台風の中心が少し離れた所を通っても、九州北部を中心に強い風が吹き、暴風になる所がある見込みです。

また、暴風域に入ると平均で毎秒25メートルの風が吹き、瞬間的に毎秒30メートル以上の暴風が吹くおそれがあります。特に、今回は台風の中心が近くを通る長崎県の対馬地方・壱岐地方・五島地方などは猛烈な風が吹くことが予想されますので、警戒して下さい。

早めに台風への備えを

画像C
画像C

来週初め、九州は台風11号の影響で、風が強まり暴風になったり、大雨になるなど大荒れの天気になる見込みです。週末のうちに台風への備えを確認しておきましょう。

なお、台風の接近するタイミングや進路は変わることがありますので、こまめに最新の台風情報、気象情報を確認するようして下さい。