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これから来週の初め頃にかけて、台風11号の影響が次第に広がる予想。台風に向かって吹き込む南風で気温が上昇。猛暑日の所も。その先、天気は短い周期で変化。

前半:3日(土)~9日(金) 台風11号の影響が拡大

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台風11号は、きょう2日午前9時現在、沖縄の石垣島の南南東約350キロにあり、ほとんど停滞しています。今後、次第に北上し、3日から4日には石垣島など先島諸島にかなり接近するでしょう。5日には東シナ海を北上し、その後、進路を東よりに変える予想です。

荒れた天気の続いている沖縄は、3日の夜から4日にかけて更に風が強まるでしょう。特に先島諸島では一部の住家が倒壊するほどの猛烈な風の吹く所があり、高波にも厳重な警戒が必要です。また、先島諸島を中心に雨の量が多くなるでしょう。
5日から6日頃、九州から東海にかけて、多くの所で雨や風が強まる恐れがあります。台風の進路によって状況が変わってきますので、今後も最新の情報に留意しつつ、避難経路や持ち出し品を改めて確認するなど、いざという時への備えをなさってください。
7日には、関東から北海道にかけても南からの湿った空気の影響で雨雲が湧きやすくなるでしょう。その先は天気が回復に向かう見込みです。

気温は全国的に平年並みか高い日がほとんど。6日頃は、台風に向かうように吹く南風の影響で日本海側を中心に気温がグンと上がり、猛暑日になる所もあるでしょう。

後半:10日(土)~15日(木) 次第に雨の所が増える 蒸し暑い日が多い

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10日は、大陸育ちの高気圧に覆われて、ほぼ全国で晴れる見込みです。
高気圧は足早に遠ざかり、11日には雲が増えてくるでしょう。
12日から13日は西から次第に雨の範囲が広がる見込みです。
14日と15日も、雨雲の湧きやすい状況が続くでしょう。日差しが届いても、突然の雨に注意が必要です。

気温は、はじめは平年並みか低く、晴れても厳しい暑さにはならないでしょう。
13日以降は気温が高めに転じる見込みで、日中はムシッとした暑さに。夜も気温があまり下がらず、寝苦しさが戻りそうです。