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28日(日)午後3時、南鳥島近海で、台風11号「ヒンナムノー」が発生しました。

台風11号「ヒンナムノー」発生

28日(日)午後3時、南鳥島近海で台風11号「ヒンナムノー」が発生しました。中心気圧は1004hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風11号は今後、小笠原近海を北西に進む見通しです。

31日(水)には熱帯低気圧に変わり、西日本へ進むでしょう。熱帯低気圧に変わりますが、熱帯由来の暖かく湿った空気を運びこむ見込みです。週半ば頃は本州付近に停滞する前線の活動が活発化して、西日本から北日本で大雨となる恐れがあります。今後の情報に注意が必要です。

台風の名前

「ヒンナムノー」は、ラオスが用意した名前で「国立保護区の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。