メイン画像
メイン画像

この先、9月2日(金)までに日本の南海上から東シナ海方面で台風のたまご「熱帯低気圧」が発生する可能性があります。本州付近には秋雨前線も停滞する見通しです。9月は台風シーズンですが、早々、大雨に警戒が必要です。

秋雨前線+台風のたまご 大雨の恐れ

画像A
画像A

この先、9月2日(金)までに日本の南海上から東シナ海方面で台風のたまご「熱帯低気圧」が発生する可能性があり、発生した場合の「熱帯低気圧の進路予測」が計算されています。

この「熱帯低気圧の進路予測」は、世界の気象機関の計算をもとにした進路予想です。複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからです。この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。

最新の「熱帯低気圧の進路予測」では、以下のようなポイントが挙げられます。
計算結果の約半分が、日本列島方面に北上してくる予想になっています。日本近海の海水温が平年より高いため、発達しながら近づく可能性もあります。大雨となるエリアや雨・風の強さはコース次第で変わりますが、本州付近に停滞する秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が次々と流れ込んでくるため、前線の活動が活発になる恐れがあります。

秋雨前線+熱帯低気圧は大雨となるパターンで過去には大きな災害も発生しています。最新の情報をこまめにチェックし、予定の変更なども含めて、無理のない行動をとってください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

画像B
画像B

最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。