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関東甲信地方は、あす土曜日と日曜日もスッキリしない天気。所々で雨雲や雷雲が発達。ムシッとした暑さで、特に土曜日は気温上昇。熱中症対策を万全に。

大気の不安定な状態 続く

きょう26日(金)の関東甲信は、前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定。朝から千葉県を中心に局地的に雨雲や雷雲が発達しており、鋸南町では1時間29.0ミリと、どしゃ降りの雨になりました。
きょう関東付近に延びている前線は次第に離れますが、あす27日(土)から28日(日)にかけて別の前線が通過するでしょう。
このため、大気の不安定な状態が続きそうです。雲の間から日の差すことはあっても、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達するでしょう。
特に雨や雷雨の所が増えるのは、27日(土)は朝のうちと午後3時以降、28日(日)は朝から昼前後まで、となりそうです。局地的には、道路が冠水するような激しい雨が降るでしょう。
ヒンヤリした風が強まる、ゴロゴロという音がきこえてくる、といった、雷雨の前兆にご注意ください。気象レーダーの雨雲のようすをこまめにチェックするのも、激しい雨や雷雨の回避に有効です。

ムシッとした暑さ 熱中症にもご注意を

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急な雨に加えて、暑さにも注意が必要です。
スッキリしない天気でも気温は高め。特に土曜日は広く30℃を超えて、谷と甲府など35℃近くまで上がる所もありそうです。湿気が多く、蒸し暑いでしょう。
湿度が高いと、かいた汗がなかなか乾かず、体に熱がこもりやすくなります。ノドがあまり渇いていなくても、少しずつ水分補給を。たくさん汗をかいたら、適度に塩分も摂るようにしてください。疲れが溜まってたり、睡眠が不足していたりと、もともと体調が思わしくない場合は熱中症のリスクがさらに高まります。無理をせずに、外出の予定を変更することも大切です。
なお、熱中症のサインとなるのは、顔がほてる、めまいや立ちくらみがする、足がつりやすくなる、頭痛や吐き気がしてくる、といった症状です。少しでも体調に異変を感じたら、決して無理をせずに涼しい所で休憩し、できるだけ速やかに体温を下げることが重要です。その際、保冷剤や冷たいペットボトルなどを首筋やわきの下、足の付け根にあてると、効率よく体を冷やすことができます。