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きょう24日(水)朝の最低気温は、関東から九州で平年並みか平年より高く、東京都心は、午前9時までの最低気温が26.3℃と、8日ぶりの熱帯夜に。昼間も湿度が高く、不快な暑さになる所が多いため、熱中症に警戒を。

東京都心 8日ぶりの熱帯夜

昨夜(23日)からきょう24日(水)朝にかけて、関東から九州には、暖かく湿った空気が流れ込んだため、夜間もあまり気温が下がらなかった所が多くなりました。

きょう24日(水)午前9時までの最低気温は、関東から九州で平年並みか平年より高く、石垣島30.0℃、東京都心26.3℃、千葉28.0℃、神戸27.9℃、京都27.1℃など、25℃以上の所が多くなりました。東京都心は8月16日以来、8日ぶりの熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)でした。

日中も蒸し暑く 熱中症のリスク高まる

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日中の最高気温は、関東から九州、沖縄の広い範囲で30℃以上の見込みです。東京都心は33℃、名古屋は34℃など、厳しい暑さになる所もあるでしょう。湿度が高いため、実際の気温より体にこたえる暑さになりそうです。

熱中症情報をみますと、東京や名古屋、大阪、福岡、那覇など、「危険」レベルの所が多くなっています。室内では、昼夜問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度や湿度を適切に保ち、喉が渇く前に、時間を決めて、コップ1杯程度の水分を補給するなど、熱中症対策を万全になさってください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。