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きょう24日(水)、九州から関東は広く雨や雷雨で、午後を中心に道路が川のようになるほど激しく降る所も。大雨による道路の冠水や低い土地の浸水、河川の増水などに注意。北陸は昼頃まで雨。一方、東北と北海道は晴れて洗濯日和に。

九州から関東では局地的な激しい雨のおそれ

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きょう24日(水)は、北日本から東日本を前線が通過するでしょう。前線が通過した後、北日本は次第に高気圧に覆われますが、東日本や西日本は湿った空気の影響を受ける見込みです。

北海道と東北は昼前までキリのかかる所がありますが、次第に解消するでしょう。日中は広い範囲で晴れる見込みです。乾いた空気に包まれて、洗濯物も良く乾きそうです。福島県では、午後は急な雨にご注意ください。

北陸は昼頃まで雨が降りますが、次第に晴れる見込みです。

関東から九州は雲が広がり、雨の降る所が多いでしょう。午後は、局地的に雷を伴って激しい雨が降りそうです。大雨になるおそれがありますので、道路の冠水や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要です。朝に雨が降っていなくても、お出かけの際は、急な雨に備えて雨具をお持ちください。

沖縄は晴れますが、昼過ぎから夕方にかけて、所々で雨や雷雨があるでしょう。

激しい雨とは

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九州から関東では、局地的に雷を伴って激しい雨が降ると予想されていますが、「激しい雨」とは、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表します。
これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていても濡れるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

大雨の時に危険な場所

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短い時間に激しい雨が降ると、あっという間に道路が冠水したり、用水路が増水するおそれがあります。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって増水したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は、道路との境目が分からなくなって、足をとられることがありますので注意が必要です。

また、アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けましょう。

山やがけなどの急な斜面は、大雨によっていつ崩れるか分かりません。また、雨の降り方が弱くなったり、雨がやんだ後に土砂災害が起こる可能性がありますので、決して近づかないようにしてください。