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きょう23日は二十四節気の「処暑(しょしょ)」。暦通りとはいかず、厳しい暑さが続きそう。沖縄や九州から東海は熱中症警戒アラートが発表されている所もあり、万全な対策を。

厳しい暑さ 猛暑日の所も

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きょう23日は、日差しが届く沖縄や九州から近畿では、気温がグングン上がりそうです。最高気温は33℃くらいの所が多く、大阪で36℃など猛暑日の所もあるでしょう。

東海や関東、北陸は雲が広がりやすいものの、最高気温は30℃以上の予想です。東京都心は32℃と、きのう22日より3℃ほど高くなるでしょう。不快に感じられる蒸し暑さです。

東北は30℃くらい、北海道は28℃前後の所が多いでしょう。きのう22日ほどの暑さはなくても、平年より気温の高い状態が続きそうです。

熱中症警戒アラート 西日本を中心に発表

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熱中症警戒アラートが、沖縄の八重山地方、大分県、長崎県、福岡県、山口県、高知県、愛媛県、香川県、徳島県、広島県、岡山県、鳥取県、和歌山県、兵庫県、京都府、三重県に発表されています。

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

二十四節気の「処暑」 暑さが収まる頃?

8月23日は二十四節気の「処暑」です。「処」の字には「とどまる、落ち着く」という意味があり、「処暑」は暦の上では、だんだんと暑さが収まる頃といわれています。

実際はどうなのでしょうか?東京の平年の最高気温をみますと、8月下旬は30.6℃で、30℃を下回るようになるのは9月に入ってからです。この時期は暑さの峠は越えたものの、すぐに真夏日から解放されるわけでありません。実際には、日中はまだ厳しい残暑が続き、朝晩は少しずつ涼しさを感じるようになってくる頃です。