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きょう22日(月)は、北陸から沖縄で熱中症「危険」レベルに。「熱中症警戒アラート」が発表されている所も。昼夜問わず、エアコンなどを使用して室内を涼しい環境にして、こまめな水分補給を心がけるなど、万全の熱中症対策を。

北陸から沖縄では「熱中症警戒アラート」が発表されている所も

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きょう22日(月)は、北海道から北陸は晴れて、強い日差しの照りつける所が多い見込みです。関東と東海は雲が広がりやすいでしょう。近畿から九州、沖縄は晴れ間が出ますが、午後は急な雨や雷雨に注意が必要です。

最高気温は、きのう21日(日)と同じか高い所が多く、札幌と東京都心は30℃、名古屋と福岡は32℃の予想です。新潟と広島は34℃と厳しい暑さで、大阪は35℃と猛暑日になりそうです。

熱中症情報をみますと、北陸から沖縄で「危険」レベル、関東や東海で「厳重警戒レベル」となっています。屋外で長時間作業をする場合は、無理せずこまめに休憩をとり、屋内では昼夜問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度や湿度を調整しましょう。夜もあまり気温が下がらない所が多いため、夜間も万全の熱中症対策が必要です。寝ている間にも汗が蒸発し、体から水分が失われるため、寝る前と、朝起きた時に、コップ1杯程度の水分をとると良いでしょう。

熱中症警戒アラート 発表時の予防行動

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新潟県、石川県、京都府、兵庫県、和歌山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、大分県、宮崎県、沖縄県の八重山地方に「熱中症警戒アラート」が発表されています。普段以上に熱中症を予防する行動をとるようになさってください。

① 暑い時間帯の外出はなるべく控えて、昼夜問わず、室内をエアコンなどで涼しい環境にして過ごしましょう。

② 屋外、および、エアコンなどが設置されていない屋内での運動はや活動は、中止や延期を検討しましょう。

③ 喉が渇く前から、時間を決めて休憩をとったり、水分の補給をなさってください。室内でも油断をしないで、こまめな水分補給を心がけましょう。

④ 特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3密(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。

⑤ 気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。自分が今いる環境の熱中症危険度を知ることが大切です。

熱中症 応急処置のポイント

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めまいや顔のほてり、たちくらみなど、熱中症の症状がみられたら、まず声をかけ、意識があることを確認します。意識がある場合には、すぐに応急処置をしてください。意識がない場合にはすぐに救急車を呼び、救急車が到着するまでの間に応急処置を始めてください。

応急処置のポイントは次の通りです。

・クーラーが効いた室内や車内に移動しましょう。屋外で、近くにそのような場所がない場合には、風通りのよい日かげに移動し安静にしましょう。

・衣服をゆるめて、体の熱を放出してください。太い血管が流れている両側の首筋、わき、足の付け根などを冷やすと良いでしょう。冷やすときは氷枕や保冷材などがあればそれらを使って、なければ皮膚に水をかけて、うちわや扇子などであおぐことでも体を冷やすことができます。

・水分と塩分を補給しましょう。できれば水分と塩分を同時に補給できる、スポーツドリンクなどを飲ませると良いでしょう。おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は、誤って水分が気道に入る危険性があるので、むりやり水分を飲ませることはやめてください。