メイン画像
メイン画像

8月も早くも終盤、天気は秋の気配。秋雨前線が本州付近を南下して広く雨。前線の北側に当たる北日本では秋の空気に覆われ、上着が必要なほど。一方、日本の南では台風が発生か?

1週目22日~28日:秋雨前線の南下で雨

画像A
画像A

1週目の22日~28日は、秋雨前線が徐々に南下し、本州付近に停滞しそうです。前線に向かって湿った空気が流れ込むため、大雨の可能性もあるため、注意が必要です。

22日は高気圧に緩やかに覆われるため、全国的に日中は晴れ間があるでしょう。東京や名古屋は曇りや雨のマークですが、昼間は日の差す時間はありそうです。

23日は前線が北海道を通過し、24日以降は、この前線が本州付近に南下して停滞するようになるでしょう。このため28日ごろにかけて全国的に雨や曇りの天気が続きそうです。同じような所で長く雨が降り続く可能性もありますので、最新の情報を常に確認するようにしてください。

最高気温も、秋雨前線の動きによって変化が出てきそうです。秋雨前線の北側にあたる北日本は、秋の空気に包まれ最高気温が30度を下回るようになるでしょう。札幌では20度の数字も見えてきています。昼間でも上着が必要なくらいの気温でしょう。気温の変化に注意してください。一方、東日本と西日本は、30度を超える日が多く、西日本を中心に35度以上の日もまだあるでしょう。こちらは厳しい残暑に警戒が必要です。

2週目29日~9月3日:台風接近?日本の南の動向に注意

画像B
画像B
画像C
画像C

2週目の29日~9月3日は、8月の終わりごろまでは、秋雨前線や湿った空気を引き続き受けますが、9月に入ると移動性の高気圧に覆われるようになり、秋晴れの所も多くなるでしょう。ただ、台風の発生により、沖縄は影響の受ける可能性もあります。今後の情報に注意が必要です。

図は31日の予想ですが、南西諸島付近には台風とも見える渦を巻いた雨が計算されています。これはあくまでスーパーコンピューターによる計算結果の1つで、この通りになるとは限りませんが、日本の南の海水温は高く、台風の発生しやすい状態ではあります。台風シーズンはまだ続きますので、備えはしておいた方がよさそうです。

最高気温は、8月の終わりにかけて、全国的に平年より低く、平年より5度以上低い所もあるでしょう。肌寒く感じられる所も出てきます。これまで猛暑だった所では気温の変化が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。9月に入ると西日本や東日本では30度前後まで上がりますが、大陸から移動してくる高気圧に覆われるため、カラッとした暑さとなりそうです。

災害を前に 今 何をすべきか

画像D
画像D

台風の接近を前に、いざという時のために、自分でできる備えがあります。ライフラインが断絶した場合に耐えられるよう、以下の3つのことを、事前に確認しておいたり、備えておいたりしてください。

①暴風で電柱が倒れたり、電線が切れて夜間に停電になったりすることがあります。懐中電灯を準備し、点灯するか確認しておきましょう。
②断水になった場合に備えて、飲料水を確保するのはもちろん、浴槽に水を張るなど生活用水も確保しておきましょう。
③避難場所で、数日間、過ごすことを想定し、非常用持ち出し品の準備や、食料の確保をしておきましょう。

また、普段から、避難場所や避難経路を確認しておくのはもちろん、家族で、緊急の場合の連絡手段と、その方法を話し合い、落ち合う場所などを決めておくのも大切です。