メイン画像
メイン画像

24日(水)頃からは、秋雨前線が本州付近に停滞しやすく、広く曇りや雨のぐずついた天気になるでしょう。また、南の海上では台風などの熱帯擾乱が発生しやすくなる予想です。

画像A
画像A

秋雨シーズンへ

この先、晴天は続かない見込みです。

24日(水)頃からは秋雨前線が本州付近に停滞するでしょう。日本列島には雨雲の元となる暖かく湿った空気が流れ込みやすくなりそうです。本州付近は雨の降る日が多く、ぐずついた天気になるでしょう。傘の出番が多くなりそうです。

最高気温は、北海道や東北では前線の北側になり、平年より低くなる日が多いでしょう。一方、関東から西では平年並みか高くなりそうです。曇りや雨でも30℃以上の日が多く、蒸し暑いでしょう。

台風シーズンへ

画像C
画像C

また、この先、南の海上では、台風など熱帯擾乱の発生しやすい状況になるでしょう。上の図のように、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の予想でも日本の南の海上は赤い斜線で示され、台風が発生しやすい状況になると予測しています。

画像D
画像D

熱帯擾乱の日本への影響はまだはっきりしませんが、9月にかけては台風シーズンです。上の月別平均進路のように、本州付近に接近する台風が多くなる時期です。たとえ、台風が接近しなくても、熱帯由来の暖かく湿った空気をもたらし、前線が活発化する可能性もでてきます。

この先、秋雨シーズン、台風シーズンになり、大雨への注意が必要な時期になります。最新の情報に注意するとともに、早めに大雨への備えをしておくと良いでしょう。

大雨の備え

画像E
画像E

大雨による被害は少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。