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きょう17日、北陸から九州には活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨が降った所もあります。18日(木)の午前中にかけて大雨となる所があるでしょう。

非常に激しい雨を観測

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きょう17日、前線を伴った低気圧が千島近海にあって東北東へ進んでいます。また、低気圧からのびる前線が東日本から日本海にのびています。

6時半現在も北陸から九州を中心に雨雲がかかり、九州北部など発達した雨雲のかかっている所もあります。1時間に長崎県対馬空港では57.0ミリ(5時34分まで)、京都府京田辺市で56.5ミリ(2時54分まで)、奈良県下北山村で54.5ミリ(0時16分まで)、奈良県宇陀市で52.5ミリ(4時04分)など非常に激しい雨の降った所があります。

土砂災害警戒情報も

石川県や佐賀県、長崎県には土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。降り続く大雨のため、土砂災害警戒区域等では命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況です。避難が必要となる危険な状況となっています【警戒レベル4相当情報[土砂災害]】。崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町から発令される避難指示などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください。

18日(木)にかけてさらに雨量が増える恐れ

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18日(木)の午前中にかけて、北陸から九州は雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨のエリアが広がるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合には猛烈な雨が降るおそれがあります。また、東北はきょう17日の夕方にかけては雨は小康状態ですが、夜は再び広い範囲で雨が降るでしょう。18日(木)は激しい雨が降り、雨量が多くなるおそれがあります。

土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。