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台風8号は、きょう14日午後3時、北海道の南東海上を北上しています。今後も北上し、温帯低気圧に変わる予想です。今年の台風や熱帯低気圧は、台風8号のように、日本に近い所で発生しやすいことが特徴です。

台風8号 北海道の南東海上を北上中 温帯低気圧に変わる予想

台風8号は、きょう14日午後3時、北海道の根室市の南南東約270キロを、1時間に50キロの速さで、北東へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートルです。

今後も北上し、温帯低気圧に変わる予想です。

伊豆諸島北部で線状降水帯が発生 千葉県で30メートル超の風

台風8号は、12日午前3時に、日本の南で発生し、北上しました。翌日13日午後5時半頃に伊豆半島に上陸し、その後、北東へ進みました。

東京都伊豆諸島北部では、13日午後10時59分、線状降水帯が発生したことが確認されました。伊豆大島では、13日、3時間降水量の日最大値は203.0ミリを観測し、1991年の統計開始以来、8月の1位を更新しました。

千葉県勝浦市では13日に最大瞬間風速31.0メートルを観測しました。

今年の台風(熱帯低気圧)の傾向

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今年の台風や熱帯低気圧は、ラニーニャ現象などの影響で、日本に近い所で発生しやすいことが特徴です。

台風6号と8号は、日本に近い所で発生しています。
台風8号については、発生した翌日に伊豆半島に上陸し、発生してから間もなく影響が出たことになります。

今年は、日本に近い所で発生し、すぐに日本列島に近づいてくるパターンが起こりやすいでしょう。8月は、台風の平年の発生数は5.7個で、年間で最も多い月です。

日ごろから、台風への備えをしておくとよさそうです。

日ごろから備えを

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日ごろから、非常用持ち出し袋のチェックや、避難場所、避難経路の確認をしておくのはもちろん、家族で、緊急の場合の連絡手段と、その方法を話し合い、落ち合う場所などを決めておくとよいでしょう。