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きょう9日(火)の関東は、広く晴れて猛烈な暑さに。午後は内陸部で雨や雷雨がありそう。真っ黒い雲が近づいて、雷の音が聞こえてきたら、天気の急な変化に注意を。

猛烈な暑さ 熱中症に厳重警戒を

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きょう9日(火)、関東は緩やかに高気圧に覆われる見込みです。日中は広く晴れて、強い日差しが照りつけるでしょう。最高気温は35℃を超える所が多く、猛烈な暑さとなりそうです。

東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県には「熱中症警戒アラート」が発表されています。喉が渇く前に、時間を決めて、こまめに休憩して、水分補給するなど、熱中症対策をしっかりとなさってください。

熱中症 応急処置のポイント

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めまいや立ちくらみ、頭痛や筋肉のけいれんなど、熱中症かなと思う症状がみられたら、すぐに次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

屋外で雷から身を守るには

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気温が上がって、大気の状態が不安定となるため、午後は内陸部の所々で雨や雷雨があるでしょう。激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

急に真っ黒い雲が近づいて、ゴロゴロッと雷の音が聞こえてきたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがあります。鉄筋コンクリートの建物や自動車の中など、安全な場所に避難しましょう。

屋外で避難できる場所が近くにない場合は、しゃがんで耳をふさぎ、姿勢を低くしましょう。
靴のかかとをつけてしゃがむと、片方の足から雷の電気が身体へ伝わっても、もう片方の足から地面へ電気を逃がし、上半身に電気が伝わらないようにすることができます。また、地面から伝わる雷の天気を少なくするために、つま先立ちでしゃがむようにしましょう。