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山形県や新潟県、福井県を中心とした大雨による被災地でも、向こう一週間、最高気温が35℃くらいの猛烈な暑さになる所がある見込みです。復旧作業など、万全な熱中症対策をとってください。

大雨の復旧作業など万全な熱中症対策を

向こう一週間も、九州から東北南部を中心に厳しい暑さでしょう。猛烈な暑さになる日もある見込みです。

山形県や新潟県、福井県を中心とした、8月3日から5日の大雨による被災地でも、最高気温が30℃を超える日が多く、35℃くらいになる所がある見込みです。
復旧作業にあたる方など、万全な熱中症対策をとってください。

向こう一週間の天気

向こう一週間、北海道や東北北部付近は前線や低気圧の影響で、雨が降る日が多いでしょう。大雨になる恐れもあります。

東北南部や北陸、関東から九州は、太平洋高気圧に覆われる日が続く見込みです。局地的な雨や雷雨がありますが、強い日差しが照り付ける日が続くでしょう。
ただ、一時的に太平洋高気圧の勢力が弱まり、前線が南下するようなことがあれば、東北南部や北陸などにも、前線の雨雲がかかります。

向こう一週間 南高北低の気圧配置 気温上がりやすい 熱中症に警戒

向こう一週間、日本付近は南が気圧が高く、北が気圧が低い、南高北低の気圧配置が続くでしょう。暖かい空気に覆われて、気温が上がりやすい気圧配置です。

最高気温は、北陸は、10日頃まで35℃くらいまで上がる所がある予想です。11日以降も30℃以上の厳しい暑さの日があるでしょう。東北南部も、あす9日は33℃くらいまで上がり、10日以降も30℃以上の日がある見込みです。
湿度が高く、熱中症の危険が高い日が続くでしょう。被災地の復旧作業にあたる方など、こまめな水分と休憩をとり、無理をしないでください。

今後、大雨の恐れがある東北北部と北海道も、最高気温が30℃近くなる日がある予想です。
九州から関東、東北南部は、35℃くらいまで上がる日があるでしょう。万全な熱中症対策をとって下さい。

あると便利 熱中症対策グッズ

暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。