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関東地方は7日(日)にかけても雲が多く、午後を中心に雨の降る所があるでしょう。週明け8日(月)以降は再び厳しい暑さになりそうです。気温だけでなく、湿度も高いため、熱中症のリスクが高まるでしょう。体調管理には十分ご注意ください。

明日5日(金)の明け方にかけて 局地的に非常に激しい雨や雷雨

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今日4日(木)は、前線が関東北部付近から北陸に停滞し、南からは雨雲の元になる暖かく湿った空気が流れ込みました。お昼前後は、房総半島や東京都心では、短い時間に激しい雨や雷雨になった所もありました。東京都江戸川区や千葉市、佐倉市、成田市などでは、1時間に30ミリを超える激しい雨が降り、カミナリがゴロゴロ鳴った所もありました。

前線は今夜、関東地方を通過し、明日5日(金)の朝には日本の南まで南下する見込みです。
今夜は広い範囲で雨で、明日5日(金)の明け方にかけては局地的に非常に激しい雨や雷雨になるでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに注意や警戒が必要です。また、雨雲が予想以上に発達する場合は、警報級の大雨になることも考えられます。雨雲レーダーなどで最新の情報をチェックしましょう。

明日の日中も雲が広がりやすくて、スッキリしない天気になりそうです。雨の降る所もありますので、お出かけの際は念のため雨具をお持ちになってください。

6日(土)と7日(日)は日差しの出る所もありますが、午後は内陸を中心に雨や雷雨になる所があるでしょう。空模様の変化にご注意ください。

週明け8日(月)から 厳しい暑さへ

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今日4日(木)は、夜中に最高気温が観測された所が多く、朝にかけては気温が下がっていきました。日中の気温は25℃前後で経過した所が多く、昨日3日(水)と比べると10℃くらい低くなりました。過ごしやすさを感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

明日5日(金)から7日(日)も、最高気温は30℃前後の所が多いでしょう。極端に暑くなることはなさそうです。
ただ、週明け8日(月)からは、内陸を中心に35度くらいまで上がる所があるでしょう。湿度が高くて、かなりムシムシとした不快な暑さになりそうです。気温も湿度も高いと、熱中症のリスクが高まります。ノドが乾く前に水分を積極的にとるなど、熱中症対策をしっかりと行いましょう。

今日4日(木)、関東甲信地方には「高温に関する早期天候情報」が新たに発表されました。8日(月)頃からは、気温が平年よりかなり高くなるでしょう。その後、お盆にかけても気温の高い状態が続きそうです。夏バテになりやすい時期ですので、睡眠をしっかりと取るなど、健康管理にお気をつけください。

熱中症対策グッズ

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夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)