メイン画像
メイン画像

4日1時56分、新潟県に「大雨特別警報」が発表されました。これまでに経験したことのないような大雨となっている所があります。何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する状況ですので、ただちに命を守る最善の行動をとってください。

新潟県に「大雨特別警報」

画像A
画像A

4日1時56分、新潟県に大雨特別警報が発表されました。新潟県の村上市や関川村では、これまでに経験したことのないような大雨となっています。何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する状況です。ただちに命を守る最善の行動をとってください。

あわてて避難することは危険な場合もあります。身の危険を感じるような雨の降り方だったり、道路が冠水したりしている場合など、どうしても屋外に避難することが難しい場合は、斜面とは反対側の2階に移動するなどしてください。

「大雨特別警報」とは

画像B
画像B

特別警報とは、重大な災害が発生するおそれが著しく大きいときに、市町村単位で発表されるものです。中でも、大雨特別警報は、台風や集中豪雨により、数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合に発表します。ただ、大雨特別警報が発表されたときには、すでに何らかの災害が発生して避難が困難となっているおそれがあります。命を守ることを第一に、行動してください。

昭和42年の「羽越豪雨」とは?

1967年(昭和42年)8月26日から29日にかけて新潟県を中心に降った大雨により、大規模な土砂災害などをもたらした豪雨のことです。
新潟県の下越地方や山形県の南西部では200mmを超え、多い所では新潟県黒川村(現・胎内市)の胎内川第一ダム(気象庁以外の観測所)で748mmを観測しました。 この付近を流れる中小河川が氾濫し、大規模な土砂災害が多発。 被害は特に新潟県下越地方に集中し、新潟県の死者・行方不明者は130名を超えました。