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東京都心は朝からかなり蒸し暑く、午前10時過ぎに気温が35℃を超えました。これで、今年13回目の猛暑日で、過去最多記録に並びました。関東各地に熱中症警戒アラートが出ていますので、厳重に警戒をしてください。

東京都心 猛暑日日数が過去最多タイ 午後は関東の広範囲で危険な暑さ

きょう3日(水)の関東地方は広い範囲で夏空が広がっています。気温は朝から高く、湿度も高めで、かなり蒸し暑くなっています。

東京都心では午前10時過ぎにすでに35℃を超え、4日連続の猛暑日となっています。また、きょうで今年の猛暑日日数は13日目となり、1995年と2010年に並んで統計開始以来最も多くなりました。ちなみに、1995年と2010年の13日目はともに9月であったため、今年はとても速いスピードで猛暑日の日数が増えています。

午後は、関東の広い範囲で猛暑日となる見込みです。さらに、埼玉県、群馬県、山梨県など内陸部を中心に体温超えの危険な暑さの地点が続出し、一部で40℃くらいまで上がる可能性もあります。熱中症に厳重に警戒してください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。