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きょう2日、北海道は午前中を中心に、東北は午後も日本海側を中心に断続的に雨が降り、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒が必要です。関東から九州、沖縄は晴れますが、内陸を中心に、にわか雨や雷雨の所がありそうです。

北海道や東北は雨や雷雨

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きょう2日、北日本付近に前線が延び、前線上の低気圧が通過する予想です。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の不安定な状態が続くでしょう。

北海道では24時間雨量が渡島地方の知内町や木古内町、胆振地方の登別市で120ミリを超えています。雨のピークはいったん越えつつありますが、きょう2日の朝にかけて雷を伴い激しい雨の降る所があるでしょう。これまで降った雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。昼前にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。

東北は日本海側を中心に断続的に雨で、雷を伴ってバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所があるでしょう。局地的に大雨となる恐れがあります。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒が必要です。

関東以西は強い日差し急な雷雨に注意

関東から九州はおおむね晴れて、強い日差しが照り付けるでしょう。ただ、高気圧の縁を回る湿った空気や日中の気温の上昇で、午後は大気の状態が不安定になりそうです。内陸部を中心に雨雲や雷雲の発達する所があるでしょう。局地的には、滝のような非常に激しい雨が降りそうです。天気の急な変化にご注意ください。

沖縄もおおむね晴れますが、一部でにわか雨があるでしょう。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。