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明日2日(火)も関東地方は危険な暑さになるでしょう。最高気温は40℃を超える所もありそうです。これまで以上に熱中症対策をしっかりと行いましょう。午後は大気の状態が不安定で、局地的に道路が一気に冠水するほどの激しい雨が降りそうです。天気の急な変化にもご注意ください。

関東で気温が上がる気圧配置

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8月スタートの今日(月)は、真夏の強い日差しが照りつけ、関東各地で気温が上がりました。関東で一番気温の上がった所は、午後4時までで埼玉県谷市と鳩山町で38.4℃でした。東京都心も35.9℃まで上がり、厳しい暑さになりました。

明日2日(火)午前9時の予想天気図を見ると、太平洋高気圧が本州付近に張り出して、北海道付近の低気圧や前線に向かって、暖かい空気が流れ込むでしょう。関東付近の上空では、南西の山越えの風が吹き、フェーン現象で気温が上がる典型的な気圧配置です。

明日2日(火) 最高気温40℃を超える所も 危険な暑さ

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朝から日差しがギラギラ照りつけ、通勤の時間帯で、すでに30℃くらいまで上がる所もありそうです。通勤の際も、こまめな水分補給を心がけてください。
最高気温は35℃を超える所がほとんどで、内陸部では40℃を超える所もあるでしょう。とても危険な暑さです。外出はできるだけ避けて、室内をエアコンなどで涼しい環境にして、お過ごしください。また、ノドが乾く前に水分を積極的にとるなど、これまで以上に熱中症対策をしっかりと行いましょう。

午後は暖かく湿った空気の影響や日中の気温の上昇により、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。内陸や山沿いを中心に、雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。

熱中症の応急処置のポイント

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。