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8月のスタートは、午前中から危険な暑さとなっています。午前11時までに、すでに全国のアメダスで猛暑日が50地点となっています。このあと、猛暑日地点はさらに増えるでしょう。熱中症に警戒が必要です。

午前中からハイペースで気温上昇

きょう1日、午前中から気温がグングン上がっています。強い日差しが照り付けて、猛烈な暑さとなっています。

午前11時までの最高気温は石川県七尾市で36.8℃、鳥取県米子市で36.4℃、埼玉県鳩山町で36.0℃と体温並みの暑さとなっています。富山市で35.6℃、京都市や福岡市で35.5℃などと、すでに全国のアメダスで猛暑日地点は50地点となっています。

また、新潟市で34.3℃まで上がり、今年一番の暑さとなっています。東京都心で34.6℃、名古屋市や大阪市で33.9℃と、うだるような暑さです。

熱中症に警戒を

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東京都心や名古屋市、大阪市もこのあとは気温が35℃以上となるでしょう。北陸や関東から九州は広く猛暑日となりそうです。東北も30℃以上まで上がる所が多いでしょう。

熱中症情報をみますと、北海道は「警戒」、東北から九州、沖縄は広く一番の上のランクの「危険」となっています。熱中症リスクが高くなっていますので、暑さ対策を万全になさってください。こまめに水分をとり、汗をたくさんかく場合は適度に塩分も補給しましょう。室内では適切に冷房を使ってください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。