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東シナ海を北上中の、台風6号。台風の動向によっては、九州西海上では、暴風や警報級の高波となる可能性があります。九州や南西諸島では、1日夜遅くにかけて、強風や高波に注意が必要です。

台風6号 まだ強風や高波のおそれ

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台風5号は、1日午前3時に「熱帯低気圧」に変わりましたが、東シナ海では、1日午前6時現在も、台風6号が北上しています。台風6号は、この後も東シナ海を北へ進み、1日夜までには熱帯低気圧に変わる見込みです。

ただ、九州や南西諸島では、1日夜遅くにかけて、強い風が吹き、海はうねりを伴いしけるでしょう。

1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
九州北部地方       18メートル(25メートル)
九州南部・奄美地方    15メートル(25メートル)

1日に予想される波の高さは、
九州北部地方      5メートル
九州南部・奄美地方   4メートル
の見込みです。

特に、九州西海上では1日は風が強まり、うねりを伴ったしけとなるおそれがあります。台風の動向によっては、海上では暴風や警報級の高波となる可能性があります。

強風やうねりを伴った高波に、ご注意ください。

また、長崎県では台風6号周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっているため、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にも注意が必要です。

高波に注意 海には近づかないで

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台風6号の影響で、九州や南西諸島では、まだ高波に注意が必要です。

そこで、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれるおそれがありますので、とても危険です。

また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。