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台風5号は、きょう30日午後3時現在、東シナ海を西よりに進んでいて、九州は全域が強風域から抜けました。あす31日には熱帯低気圧に変わりますが、来週は湿った空気が北日本に流れ込み、北海道や東北で大雨となる恐れがあります。今後の情報にご注意ください。

台風5号 あす31日には熱帯低気圧に

台風5号は、きょう30日午後3時現在、東シナ海を時速およそ25キロの速さで西北西に進んでいて、九州は全域が風速15メートル以上の強風域から抜けました。今後、あす31日には進路を北に変えて黄海で熱帯低気圧に変わる見込みです。

台風が離れても、湿った空気が流れ込み続ける九州南部や四国では、今夜からあすの午前中にかけて大雨となる所があるでしょう。土砂災害などに注意が必要です。

8月のスタート 北日本で大雨の恐れ

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来週前半台風から変わった熱帯低気圧が黄海を北上して消滅しますが、湿った空気が日本海から北日本へと流れ込み、北日本には新たな低気圧が発生する予想です。

8月1日~3日にかけては北海道や東北北部に活発な雨雲が次々と流れ込んで、同じような場所で雨量が多くなる恐れがあります。広い範囲で大雨になると、大規模な土砂災害や川の氾濫などに警戒が必要です。

大雨のタイミングや場所、雨量などは予報が変わることがあるので、最新の情報をしっかり確認して早めの対策を心がけてください。

関東~九州 猛暑と急な雷雨に注意

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関東~九州は、来週も大気の不安定な状態が続く見込みです。傘マークのある日もない日も、日中は晴れて猛暑となり、夕方以降は局地的に雨雲が発生して急な雷雨となる日が続くでしょう。

特に関東周辺は来週前半にかけてカミナリの鳴る確率が高く、局地的な大雨(ゲリラ豪雨)に注意が必要です。

最高気温は東京都心で35℃くらいの日が続き、名古屋や福岡では37℃くらいの日もあり体温を超えるような暑さです。西日本や東日本には「高温に関する気象情報」が発表されていて、5日頃までは、猛暑日になる所があり、気象庁は体調管理に注意を呼び掛けています。