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きょう30日は、強い日差しと上空の暖かい空気の影響で、西日本や東日本を中心に早いペースで気温が上昇しています。正午までに、最高気温が35℃以上の猛暑日となっている所が多数あります。熱中症警戒アラートが15府県に発表されています。熱中症には厳重な警戒が必要です。

猛暑日多数 既に体温並みも

きょう30日は、強い日差しと上空の暖かい空気の影響で、西日本や東日本を中心に猛烈な暑さとなっています。

正午までの最高気温は、兵庫県豊岡市で36.3℃。既に体温並みの暑さとなっています。そのほか、本市、鳥取市、福井市、高松市、金沢市、大阪府堺市、東京都練馬区などで35℃以上となっています。

正午現在、最高気温が35℃以上の「猛暑日」は全国30地点、最高気温が30℃以上の「真夏日」は全国のおよそ6割の566地点となっています。

関東~九州 多くの所で熱中症は「危険」レベル

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きょう30日は、この後更に暑くなる見込みで、熱中症情報では関東~九州まで最高レベルの「危険」の所が多くなっています。

また、熱中症警戒アラートが関東甲信、北陸、近畿、九州、沖縄など15府県に発表されています。きのう29日は西日本が多い傾向でしたが、きょうは関東など東日本で多く発表されています。

運動を中止する、こまめに水分と休憩をとる、適度に冷房を使用するなど、熱中症にかからないようしっかりと対策をしてください。

熱中症が疑われる時は

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。