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明日27日(水)の関東地方は、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。北部を中心に滝のような非常に激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。一方、南部は強い日差しが照りつけ、最高気温は35度くらいまで上がる所もあるでしょう。万全な熱中症対策が必要です。

明日27日(水) 北部を中心に 滝のような非常に激しい雨

今日26日(火)は、午前中は南部を中心に所々で雨が降り、傘をさしていても濡れるほどの激しい雨が降った所もありました。午後は雨の範囲が狭くなり、降り方も弱まってきましたが、北部を中心に局地的に雨雲が発達しました。

明日27日(水)は、南部を中心に晴れ間があり、日差しがかなり強いでしょう。ただ、気温の上がる午後は大気の状態が非常に不安定で、北部や山沿いを中心に、所々で雨が降りそうです。局地的にカミナリを伴って、滝のような非常に激しい雨が降るでしょう。いわゆるゲリラ豪雨です。大雨による低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に注意、警戒してください。雨雲が予想以上に発達したり、停滞した場合は警報級の大雨になる可能性があります。

明日27日(水) 体にこたえる暑さ

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今日26日(火)は気温は朝からほとんど上がらず、東京都心の午後4時までの最高気温は29.1℃。9日ぶりに30℃に届きませんでした。日中の湿度は80%~100%で経過し、かなり不快な一日になりました。

明日27日(水)は南部を中心に強い日差しが照りつけ、最高気温が35℃くらいまで上がる所もあるでしょう。体にこたえる暑さになりますので、万全な熱中症対策が必要です。汗をたくさんかいたら、水分だけでなく、塩分も適度にとりましょう。

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夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。