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日本の南にある「熱帯低気圧」は今後も北上する予想です。「台風」にはならない予想ですが、日本付近に熱帯由来の暖かく湿った空気を持ち運ぶ可能性があり、今後の動きに注意が必要です。

「熱帯低気圧」が北上

24日、日本の南には「熱帯低気圧」があって、北上しています。

「熱帯低気圧」のうち、最大風速およそ17m/s以上になると「台風」と呼びますが、今回の「熱帯低気圧」はそこまで発達せずに、台風にはならない予想です。「台風」にはならない見込みですが、油断はできません。

この「熱帯低気圧」は太平洋高気圧の縁に沿うように北上し、熱帯由来の暖かく湿った空気を日本列島に運びこむ可能性があります。

強雨に注意

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27日(水)から28日(木)頃は暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、広く大気の状態が不安定になるでしょう。九州から関東にかけて所々で雨雲や雷雲が発達し、雨脚の強まる所がありそうです。

お子さんなどが夏休みでお出かけの機会も増える時期ですが、屋外のレジャーなどは注意が必要です。最新の気象情報にご注意ください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。