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あす18日(月:海の日)以降も、まるで梅雨のような天気が続き、スッキリ晴れる日が少ないでしょう。大雨の恐れもあり、災害への警戒も必要です。来週25日以降になると夏空が広がるでしょう。

1週目(18日~24日)梅雨のような天気続く大雨に注意

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1週目(18日~24日)の主要都市の天気を見ても、曇りや雨のマークが多く、まるで梅雨のような天気が続く予想です。これは夏の高気圧の勢力が弱く、日本付近に(梅雨)前線が停滞することによるものです。

前線の位置はまだ、陸地にかかるか、海上が中心になるかは予想にバラツキが大きくなっています。だだ、前線に向かって暖かく湿った空気が流れこむため、陸地にかかると大雨になる可能性があります。ここ数日、全国のあちらこちらで、短い時間で平年のひと月分以上の雨が降るような災害級の大雨になっています。全国のどこでも起こる可能性がしばらくありますので、最新の情報を確認してください。

最高気温は東日本と西日本では30℃以上で、名古屋では35℃の日もあります。湿度も高く蒸し暑い日が多くなるでしょう。熱中症には十分に注意してください。

2週目(25日~30日)夏空戻る?厳しい暑さ続く

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7月の最終週の25日(月)以降になると、夏の高気圧がようやく強まり、西日本と東日本を中心に夏空が続くようになりそうです。最高気温も35℃前後まで上がる日が多くなるでしょう。お子さんは夏休みに入り、外で遊ぶ機会も増えると思われます。大人より身長の低い子供は、地面からの輻射熱の影響をうけやすいですので、熱中症には十分に注意してください。また、晴れていても、急な雨や雷雨の可能性はありますので、ご注意ください。

北日本は前線や気圧の谷の通り道になっているため、曇りや雨の日が多くなりそうです。こちらは気温の上がり方が鈍く平年を大幅に下回る可能性もあります。体調管理や農作物の管理にもご注意ください。

いつ避難する? タイミングは?

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土砂災害や川の増水などの災害は、急に発生して、一気に被害が広がるため、避難が遅れると、命にかかわります。

そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5では、すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。このため、警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。警戒レベル4までに、必ず避難してください。

天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。