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きょう15日(金)は、夜になって東北南部の太平洋側で雨雲が発達しています。宮城県や福島県に発達した雲がかかり、宮城県東松島市では「記録的短時間大雨情報」が発表されました。土砂災害の危険も高まっています。夜遅い時間ですが、身の安全を守る行動をとって下さい。

福島県と宮城県で土砂災害の危険高まる

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きょう15日(金)は、夜になって東北地方では、本州付近に延びる前線や前線に向かって湿った空気が流れ込んでいるため、発達した雨雲がかかっています。宮城県東松島市では22時50分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。23時現在、宮城県や福島県では「土砂災害警戒情報」が発表されている所があります。この強い雨は少なくとも、あす16日(土)の明け方ごろまでは続く見込みです。夜遅い時間になっています。これからの避難が難しい場合は、家の中でも少しでも高い所へ。斜面や崖などに面している場合は、反対側で休むようにしましょう。

土砂災害の前兆現象に注意する

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土砂災害の前兆現象は以下の通りです。注意してあたりを観察しましょう。
・豪雨や長雨が続いている
・川が濁ったり、木が流れたり、土臭いにおいがしたりする
・降雨が続いているのに、川の水位が減少する
・斜面(崖)から物音がする、石が落ちてくる、水が浸みだす
・地面に亀裂や段差が生じる、木が傾いたり、地面が揺れたりする
・地鳴りがする
・いつもと違うことが起きる