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きょう12日は全国的に蒸し暑くなり、多くの人が不快に感じるくらいに。最高気温が30℃くらいでも、湿気が多いため、熱中症には警戒を。

不快に感じる蒸し暑さ

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きょう12日は、暖かく湿った空気が流れ込むため、曇りや雨でも気温が上がります。

予想最高気温。
晴れる沖縄は気温がグングン上がり、那覇は33℃と、厳しい暑さが続くでしょう。九州から近畿は30℃以上で、九州の内陸部などでは35℃近くまで上がる所もありそうです。東海や関東、北陸は30℃前後。きのう11日より5℃ほど低い所が多いですが、かなり蒸し暑く感じられるでしょう。東北と北海道は25℃前後の予想です。

不快指数は80以上の所が多く、ほとんどの人が不快に感じる蒸し暑さになるでしょう。気温の高さだけでなく、湿気が多いことで熱中症にかかるリスクが高くなります。

※不快指数は「日中の蒸し暑さ」を表し、数字が大きいほど蒸し暑く不快であると言えます。「70未満・70~74・75~79・80~84・85以上」の5レベルで、80以上はほとんどの人が不快に感じる暑さです。

5県に熱中症警戒アラート

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きょう12日、熱中症警戒アラートが鹿児島県(奄美地方含む)、大分県本県、長崎県、広島県に発表されています。

熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。