きょうも全国の約半数で真夏日　日曜も不快な蒸し暑さに　熱中症に注意を

きょう9日も日本列島には暖かく湿った空気が流れ込み、蒸し暑くなりました。あす10日も体にこたえる不快な暑さになる所が多いでしょう。熱中症にご注意ください。

蒸し暑さ継続

きょう9日も日本列島には暖かく湿った空気が流れ込み、蒸し暑い所が多くなりました。全国のアメダスのおよそ半数で真夏日となりました。

最高気温は熊谷市で34.7℃、京都市で34.2℃など猛暑日に迫る厳しい暑さとなりました。

また、大阪市は32.8℃、東京都心は32.0℃まで気温が上がり、5日連続の真夏日となりました。梅雨明け直後の猛烈な暑さほどではありませんが、大阪市や東京都心の昼頃の不快指数は80以上で、ほとんどの人が不快に感じる暑さでした。

※最高気温は15時までの速報値

日曜日も不快な暑さが続く

あす10日も日本列島には暖かく湿った空気が流れ込み、不快な暑さが続くでしょう。

最高気温は沖縄や九州から関東は33℃くらいまで上がる所が多くなりそうです。湿度も高く、蒸し暑いでしょう。大阪市では猛暑日一歩手前まで上がり、うだるような暑さになりそうです。東北も30℃くらいまで上がり、厳しい暑さの所が多くなるでしょう。熱中症にご注意ください。

熱中症対策のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンや扇風機を使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。