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中国地方では湿った空気の影響で、局地的に大雨となっています。先ほど広島市安佐北区に「土砂災害警戒情報」が発表されました。今夜も大雨による土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

広島市安佐北区に「土砂災害警戒情報」

中国地方は南からの湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定になり、広島県内には数時間前から活発な雨雲が発生しています。北広島町都志見(つしみ)では午後5時までの1時間に56.5ミリの非常に激しい雨を観測。

先ほど広島市安佐北区には警戒レベル4相当の「土砂災害警戒情報」が発表されました。

今夜にかけても大雨が長く続く恐れがあるため、崩れやすい斜面の近くにお住まいの方は、身を守る行動をとってください。

過去に大きな災害も

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広島市内では過去にも大きな土砂災害が発生しており、同じような場所で災害が発生する可能性があります。

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。

明るいうちに周りの人に声をかけるなど、安全な所へ避難してください。